佐藤 千 亜 妃 インスタ
- jennifer532osterbe
- Sep 21, 2022
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佐藤千亜妃、木曜劇場『レンアイ漫画家』主題歌「カタワレ」配信&MVプレミア公開決定! 」のローファイヒップホップ然としたサウンドプロダクションが象徴的ですが、チルなミックステープを構築するような様相で編まれてますね。 佐藤:そう、まさにチルな夜のミックステープを作ったようなイメージです。 『KOE』では今までのきのこ帝国のキャリアも踏まえつつ、ソロになってやってきたことを総合的に反映させながらバンドサウンドのフォーマットの中でどのように有機的な音楽を表現できるかというトライをして。 それを経て思ったのが、これまでの曲で喩えるなら「Summer Gate」であったり、ああいう打ち込みライクなアプローチをもう少し深堀りしたいなと思ったんです。 そのうえで若いトラックメイカーの子たちとタッグを組んで、自分の新たな一面を引き出してもらったり、「Summer Gate」などでやってきたアプローチとさらに向き合いたいなと。 そういう流れで今回はチルで、横ノリでノれる曲を意識した5曲をギュッと詰め込んだEPになりました。 あのときはアッパーなダンスビートをイメージしていたんだけど、なるほど、チルに踊るということかと今作を聴いて思いました。 チルというテーマがありつつ、いろんなビートのアプローチをしてますよね。 佐藤:そうですね。 「真夏の蝶番」なんかはビートのニュアンスとしてはハウスっぽさも意識していて。 熱帯夜のイメージが浮かぶようなジトっとしたシンセが鳴っていたり。 佐藤 千 亜 妃 インスタ そういう意味ではいろんなビートのトライをしているなと自分でも実感してます。 」は『イワクラと吉住の番組』というテレビのバラエティー番組のテーマソングというお題を自分の中で膨らませていって作っていきました。 ローファイヒップホップとインディーポップのメロディを掛け合わせるようなことをやりたくて。 というのも、イワクラさんと吉住さんお二人のキャラクターに、ユルいかわいらしさプラス、少しの毒っけのようなものも感じて。 いい意味で歪んだ魅力があるなと思ったときに、そのシニカルさを音や歌詞の中に落とし込みたいなと思って。 」を軸にして足りないピースを埋めるように他の曲を作っていった感じです。 佐藤:ああ、たしかに。 スティールパンが入ってますしね。 わかります。 佐藤:そうなんです。 初ラップしてます。 そのあたりも新境地ですね。 佐藤千亜妃」)するというトピックもありましたが。 佐藤:めちゃくちゃ意識しました。 ヒップホップは前から聴いていたし、ジャンルに対するリスペクトもあるので。 自分でも(ヒップホップの系譜にある曲を)作りたいなぁと妄想していたところにRyohuくんとのコラボで刺激を受けて。 「こんなふうにリリックを書いてるんだ」とか途中経過を見れたりしたのもよかったです。 それを受けて自分もがんばってラップのヴァースを書いてみようかなと思ったんですよね。 プロの人にディスられたら怖いなと思いながら……(笑)。 佐藤:そうですね(笑)。 音楽の世界に正解はないしなって前向きに捉えて。 佐藤:よかったです。 自分でも面白いなと思うのが、「PAPER MOON」を作ったあとに「真夏の蝶番」を作ったんですけど、Bメロの三連符のアプローチが自然に出てきたんです。 三連符を狙っていたわけじゃなくて、口ずさんで歌っていく中で自然と出てきたリズムだった。 もしかしたら「PAPER MOON」で意識的にラップのヴァースを作ったことで、そこの扉が開いたのかなって。 佐藤:まさにそうですね。 歌い上げるだけが音楽じゃないという新しい発見の形というか。 「歌う人間がラップしていいのか?」という思いもあったし、私は歌が大事だから歌に専念するべきだとストイックに思っていたんですけど。 でも、音楽もそうだし、世の中のあり方がボーダーレース、ジャンルレスになっている中で、美しいこだわりを持つことも大事だけど、ただなんとなく凝り固まっているだけならもったいないなと思ってトライしてみようと思ったんです。 そういう意味では、今回はデジタルEPということもあって自分の中でいい意味でトライするハードルが下がったんですよね。 実験の場のような感じで捉えていて。 他の曲もそうですけど、今回はいろいろな実験ができたという実感が強くあります。 サウンド面のディレクションをしてもらいたいと思って、SIRUPくんなどが所属しているStyrism inc. の方にディレクションをお願いして、それで各曲のプロデューサーはStyrism所属の人たちに数多く参加してもらったんです。 」と「夜のループ」のA. Oさん、「真夏の蝶番」はFriday Night PlansのプロデューサーでもあるTeppei
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